ポジション位置から味方や相手プレーヤーの位置関係を把握しているが、距離感にはどうしてもズレが生じる。
作戦ボードやスコアシートのようにグランドコートを真上から鳥のように見えたら、位置関係が判りやすい。(見下ろす・捉える)
戦略・ポジショニング・システム・ゲーム配分・分析などを正確に進める事が出来る。
プロ選手が簡単にパスして「どうしてあんなパスできるの!?」って思った事ありませんか。
よく、「俯瞰で見ている」って言われる事があります。
鳥じゃないんだから…。
あと、「視野が広い」という言い方される事もあります。
パスの上手い選手は、視野を広くするため周りの状況を常にインプットしています。
ボールだけを見るのではなく、近くにボールがない時は周辺の状況を動作中に首を振って視野確認(インプット)しています。
味方・相手の位置関係を常にイメージとして捉えている。
ボールだけ見ない。
視野を広く。(周辺の情報・状況把握)
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ビジネスで考えると問題点の捉え方を考える時に、問題を見える側の側面で考えるだけではなく、逆の側面(見えない)からも問題を考えられれば解決策に1つになるのではないでしょうか。
問題イメージを【俯瞰】して物事を考える。
人々の間で起こった問題でも間に入る上司が、Aさんのみの主張を聞き判断しては、100:0でBさんは不利。
仮にAさんの主張がほぼ正しくても、Bさんの思い・問題をどの様に捉えたのかを上司は判断材料に加えないと、聞かず判断するとBさんのモチベーションは低下します。
チーム(部署)内にギクシャク感が残る。
双方の考えを聞き、上司は【俯瞰】で判断する事で、70:30、60:40にもなり上司は双方と問題の着地点・方向・理解のコミュニケーションがとれる。
Bさんも上司の判断の説明やAさんの考えが素直に納得でき、AさんもBさんの考え方・捉え方がわかる。
それとAさん・Bさんそれぞれに「判断と方法」の引き出しが1つ加る。
問題をどのように捉えるかで距離のズレ幅が随分と変わってくる。
物事や業務ではどうでしょう。
目先のことや与えられた業務をただこなすだけだと視野が狭くなったり物を点でしかとらえられず、余裕がない状態になってしまいます。
このことを処理する事によりどのような結果になるのか、何につながるのか、どこに向かうのか。
そのように思う事で思考の視点が上から考えられるようになる。
また、新たな可能性が生まれる事もでてくることもあるでしょう。
全体を見渡し、物事の意味や意図を理解して点ではなく線で仕事をすること。
「サッカー思考から覗く 改善力・行動力」
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